中学受験 社会のおすすめ問題集&参考書5選

中学受験では社会が苦手、思うように点が取れないと悩む子も少なくありません。暗記するだけでなく、知識の使い方を身につけないといけない科目であるため、点数が取れるようになるまでにはある程度時間がかかります。受験までの時間を考えると、思わず保護者も「ちゃんと勉強してるの?」とか「このままでは合格できないよ」といったネガティブな言葉をかけてしまうこともあるでしょう。

社会の点数が伸びないのにはいくつかの理由があります。暗記ができない、知識の整理ができない、知識の活用ができない、など人によって社会ができない理由は様々です。その人に合った対策をすることで、社会の苦手を克服することができます。塾の問題集や参考書ではなかなか思うように成績が上がらない、という人はぜひ新たな参考書をとりれることを検討してみましょう。

そこで、今回は中学受験の社会の勉強におすすめしたい参考書5冊と、参考書選びのポイントを紹介します。また、市販の参考書でなかなか合ったものが見つけられないという人におすすめのものも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

中学受験社会のおすすめ問題集と参考書5選

基礎を確実に身につける「メモリーチェック」(日能研ブックス)

空欄補充形式で、社会の基礎内容を身につけることができる教材です。ページの半分に要点のまとめがあり、単元のポイントとなる部分が簡潔にまとめられています。まとめノートを作る手間が省けること、確実に覚えておきたい知識をすぐにチェックできるところがメリットです。受験内容の基礎中の基礎をまずは身につけたいという場面で役立ちます。

コアプラス(代々木ライブラリー)

メモリーチェックは日能研が出版している問題集ですが、同様の内容でSAPIXが出版しているのがコアプラスです。同じように基礎内容のまとめがされていますが、大きな違いとして一問一答形式であるというところが挙げられます。また、出題されている問題数も多いので、実践問題を多く解きたい人、問題演習で知識の確認をしたいという人におすすめの教材です。時間に余裕のある場合には、メモリーチェックで基礎固めをして、コアプラスでさらにステップアップをするというのもよいでしょう。

予習用教材として有効な「くもんの社会集中学習」(くもん出版)

授業内容を理解しやすくなるよう、予習教材を用いて概要を理解しておきたいという人におすすめの教材です。問題を解きながら単元学習ができる教材で、内容も簡潔にまとめられています。毎週の塾の授業前に読んで解いて基礎内容を確認する、という流れを作っても負担なく取り組むことができます。

基礎固めには「中学入試の最重要問題 社会」

効率よく知識の確認をすることができる教材として「中学入試の最重要問題 社会」があります。出題率の高い順に問題が構成されており、さらに掲載されている問題はすべて入試問題です。単元学習中の取り組みよりは、公民までを一通り学習したあと、効率的に点数アップのための勉強をするときに有効な教材といえます。

時事問題には「重大ニュース」(栄光ゼミナール)

社会で必ず出題される時事問題ですが、コンパクトにまとめられていてわかりやすいのは栄光ゼミナールが販売している「重大ニュース」です。キーワードの確認と入試予想問題がついているので、入試本番を想定した時事問題の練習ができます。社会だけでなく理科の時事問題も掲載されている点もおすすめのポイントです。

その子に合った参考書や問題集の選び方

たくさんある問題集の中でも、どういったものを選ぶのがよいかと悩むことがあるでしょう。紹介した問題集も人によって合う合わないはあるものです。そこで、ベストな問題集、参考書選びのために気を付けたいポイントを3つ紹介します。

自分に合ったタイプを選ぶ

問題集も、書き込み式や赤シートで隠すタイプ、問題と解説が別冊になっているタイプなど、様々なものがあります。じっくり腰を据えて解く場合には問題と解説が別冊になっているもののほうが深い部分まで確認ができて便利です。しかし、空き時間を使って復習をしたい場合には赤シートのタイプのような手軽なもののほうが使いやすいでしょう。そこで、問題集を選ぶときには自分が使うシーンを考えて使い勝手の良いものを選ぶことが大切です。使いにくいと問題集を開くのが面倒になり、なかなか勉強する気持ちになれません。少しでも取り組みやすいものを選ぶようにしましょう。

問題集や参考書が必要な理由を明確にする

塾の教材ではなく、別に問題集や参考書を必要としている理由はどのようなところにあるのでしょうか。最小限の基礎知識だけを確認したかったり、記述問題に特化した対策がしたかったり、といった理由があるはずです。この理由を明確にすることが、問題集や参考書選びにとても大切です。

購入前に計画を立てる

中学受験の塾に通っている子たちは、学校の合間に塾に行き、さらに宿題に取り組み、とても忙しいです。そのような合間をぬってプラスアルファの勉強をするとなると、かなり計画的に進めなければ思うように取り組めません。問題集や参考書を買ったのに取り組む時間がない、となると保護者も「買ったのにやらないのはどうして?」と、思わず叱ってしまうこともあるでしょう。

余計な問題集の出費を避けるのはもちろんのこと、子どもたちとのけんかを生まないようにするためにも、購入する前にその問題集や参考書をどのように取り入れるのかを考えてみることが大切です。どのタイミングで子どもたちが使うのかを考えると、使い勝手の良い問題集がどういったものなのかが明確になってきます。内容だけでなく、実際のスケジュールの中で使える問題集を選ぶことも、問題集選びでは大切です。

市販教材でうまくいかなかったらスタディアップの教材がおすすめ

市販の問題集や参考書にも優秀なものはいろいろとありますが、もしも合う教材が見つからないと感じたらスタディアップの教材に取り組んでみるのはいかがでしょうか。おすすめ教材とそのポイントを紹介します。

総復習を短時間で効率よく行うなら「コンプリートマスター」

地理、歴史、公民の3分野の授業が13時間にまとめられたCD教材です。入試で出題されるポイントの授業を何度も聞き返すことができるので、空き時間を使って効率よく社会の勉強ができます。塾の授業はさかのぼって受けることができません。

そのため、苦手分野の積み残しや、欠席をしたり授業に集中できなかったりで聞き逃しがあるときに、授業内容の復習をするとなると、自分で教科書を読んで理解して、とかなりの手間がかかります。CD教材なら、空き時間を使って何度も聞くことができるので、授業で理解できなかったものを聞き返したり、塾に通い始めるのが遅くて未修があったりする人でも、空き時間を上手に使って勉強ができます。

教材には冊子も付いており、ただ聞くだけでなくしっかりと知識の定着まで行うことが可能です。少しでも短時間で講義内容を聞きたいという人には1.5倍速の教材もあります。1.5倍速になると、社会の重要なエッセンスが10時間以内に学べます。

一問一答で重要事項の確認ができる「プラチナアウトプット」

「プラチナアウトプット」はもともと記憶の極意777という名前だった教材が2021年の改訂から名称変更している教材です。教材の特徴は今までと変わっておらず、覚えたはずの知識をうまく活用ができない子に向け、実際の入試問題で演習することで得点力を身につけようというコンセプトのもとに作成がされています。

出題されている問題はすべて入試問題から抜粋がされており、さらに毎年出題された問題をもとに改訂が行われています。そのため常にトレンドの問題傾向をとらえた構成になっているのが特徴です。その年に出題された問題を独自のデータベースで管理しており、多く出題された問題が問題集にまとめられています。

社会が苦手な子の中には、様々な文章形式で出題されるため、覚えた知識をうまく活用できないという子も多いです。そういった子たちでも覚えた知識をうまく活用することができるようになるよう、知識を覚えやすく、なおかつ汎用性の高い形で覚える仕組みが作られているので即戦力が身に付きます。実際の入試問題ということで子どもたちも問題に取り組むことでモチベーションアップにもなります。

この教材のすぐれているところは、選ばれている問題が良問であることだけではありません。問題の解説がCD教材となっているため、実際の授業を聞きながら勉強しているような形で進められます。ただ、教材に目を通して問題を解くだけでなく、講義形式で解説を聞くことができることで、目と耳の両方から学ぶことができるので記憶に残りやすいです。

実践的なスキルを身につけるなら「記号の森」

入試問題でも、普段の問題でも意外と点数が取れずに苦労するのが記号問題です。選ぶだけなのになぜ解けないのか、と大人は思うものですが、知識がきちんと整理されていないと正しい答えというのは選ぶことができません。そこで、記号問題で点数を落とす人は「記号の森」を使って、記号問題を解くために必要な知識の整理と、答えを導くために身につけたいスキルを学ぶための教材でトレーニングをしてみましょう。

記号問題を解いて〇つけをしているだけでは、記号問題を解くために必要な力は身に付きません。〇×を付けるだけでなく、なぜその記号を選ぶのかというプロセスがとても大切です。そこで、実践問題を通して、記号問題を解くために必要な知識と考え方を身につける必要がありますが、そのようなトレーニングができる教材は市販ではなかなかありません。

記号の森は記号問題に特化していることで、すぐに活用できる記号の実践的なスキルを身につけることができます。記号問題での正答率があがれば、すぐの得点アップが期待でき、子どもたちのモチベーションアップにもなる教材です。

周囲と差のつく記述対策には「記述の戦場」

記述問題は配点が高く、難関校になると出題される頻度も高くなります。そのためほかの受験生との差をつけるためには確実に点数を取りたいところです。そこで記述対策に注力したいときには「記述の戦場」でしっかりと記述対策をしておきましょう。

この教材もほかの教材と同じように、すべての入試問題を解いたうえで出題頻度の高いものを選んで問題が構成されています。さらに、記述問題を3つのパターンに分類し、それぞれのパターンにおける解法が開設されているため、あらゆる学校の記述問題への対応が可能です。近年出題が増えている思考力を問うものや資料の読み取りをして取り組むものも、わかりやすい解説で記述の書き方をマスターすることができます。

また、この教材でも解説のCDが用意されています。1問あたり10分ほどの解説なので、毎日1問ずつ問題を解いて解説を聞くようにすれば塾の宿題や過去問の合間でも負担なく取り組みやすいです。解説はただ解き方や答え方だけを伝授するのではなく、よくない解答例や外してはいけないキーワードなど情報が詰まっています。そのため、基本的な記述の書き方のスキルが身につくため、どのような問題が出てきても対応できる応用力まで身につけられます。

まとめ

今回は社会の問題集や参考書でおすすめのものを5つ紹介しました。もちろん、すべてを解くことができれば社会の知識は身に付きますが、塾に通いながらそんなにたくさんの問題に触れることはできません。そこで、紹介した選び方のポイントを参考にして、どのような問題集を購入して、どのように活用すれば成果が出やすいかをよく考えるようにしましょう。

また、市販の教材でなかなか合うものが見つけられない場合には、スタディアップの教材を検討してみるのをおすすめします。今までの教材にはなかった切り口で社会の弱点克服に取り組んでいます。授業内容が理解できていない、身につけた知識を活用できていない、という人はぜひ利用をしてみましょう。