中学受験を志す小学6年生の社会のおすすめ勉強法

中学受験では、膨大な量の知識を身につける必要があります。学校に行きながら、塾に通っていると、自分で勉強できる時間には限りがあります。どれだけ勉強するものがあるといっても、睡眠時間を削ることは避けたいものです。そこで少しでも効率的に勉強して、覚える内容を身につけ点数に結び付けていく必要があります。

受験勉強で最も時間を割くことになるのは算数です。受験の要ともいえる科目なので、時間をかけることは当然といえるでしょう。算数に勉強時間を割くためには、少しでもほかの科目の勉強の負担を軽減する必要があります。中でもカギとなってくるのが社会です。覚える内容も膨大にある社会の内容を、できるだけ早く理解して定着させ、得点に結びつけるためにはどうすればよいのでしょう。

今回は小学6年生にとって社会の勉強をどのように進めると効果的なのか紹介していきます。知識を身につけるところから始め、実践的なスキルを身につけるまで、時期や理解度に応じた勉強方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

社会の勉強にあたって気を付けるべきこと

社会は暗記科目、とにかく覚えることが大切、というイメージを持っている人が多いです。しかし、社会をただの暗記科目ととらえていると、成績を思うように伸ばせない要因につながります。では、社会の勉強をするにあたり、どのようなことに気を付けておくとよいのでしょうか。

社会はつながりが大切な科目

社会を勉強するにあたっては、年号を暗記したり、各地の名産品を暗記したり、といった暗記で苦労する子どもが多いです。たしかに知識がなければ問題を解くことはできません。しかし、ただ暗記すればよい科目ではないことを理解しておきましょう。

社会では様々な事象のつながりを学ぶ科目です。例えば、ピーマンの産地といえば宮崎県と高知県が挙がります。このことを暗記する際、ただ生産量が多いということだけでなく、入試問題では「ピーマンの生産の盛んな県を答えよ」といった単純な問題は出題されません。多くの場合には、宮崎県と高知県は温暖な気候を利用して促成栽培が盛んであり、そのために生産量が多いことを問われます。

このように、ただランキングや年表だけを覚えているだけでは社会の問題が解けません。「社会は暗記科目」という認識をしていると、子どもたちは「なぜ覚えるべきことを覚えているのに社会の点が伸びないのだろう」という疑問を持つとともに、社会の勉強へのモチベーションが下がったり嫌いになったりしてしまうようになります。保護者も声掛けとして、ただ覚えなさい、努力が足りない、といったことは伝えないよう気を付けることが大切です。

都道府県は必ず完璧に覚えておく

「都道府県や県庁所在地の場所を聞かれる問題はほとんど出ないから、もっと出題頻度の高いものを覚えたほうがいい」という考え方をする方もいますが、これは間違いです。たしかに、白地図が出て、番号の県名を答えるといった単純な問題は出題されません。それよりは「645年大化の改新」といったシンプルですぐに答えられる知識を身につけたほうが得点につながるように思われる方もいるでしょう。

しかし、先に述べた通り、社会はただの暗記科目ではなくつながりが大切な科目です。そのため、つながりを理解して知識を結び付けていくための土台となるものが必要になります。それが都道府県なのです。都道府県の位置を理解しておくことは、地理だけでなく歴史や公民でも役立ちます。もしも、6年生になっていたとしても都道府県のあいまいな部分がある場合には、何よりも最優先して都道府県を覚えることから始めましょう。暗記をする練習にもなります。

後回しにするほど苦労する

どの教科でもいえることではありますが、勉強は後回しにするほど苦労するものです。中でも社会はほかの科目以上に苦労をする可能性があるので気を付けましょう。先に述べた通り、社会はつながりを理解していく必要がある科目です。そのため、理解していないこと、覚えていないことがあると、新しい単元に入っても理解できないし暗記もしにくい、という悪循環に陥ってしまいます。

社会は、授業を受けて基礎情報を暗記、演習をしてつながりを理解する、というリズムができれば定着率も高く、すぐに結果につながる科目です。そのため早いうちに対策をすればするほど、実力をつけることができます。少しでも成績を安定させるためにも、志望校合格を確実なものにするためにも、できるだけ早いうちに注力する機会を設けるようにしましょう。

分野別、おすすめの社会の勉強方法

社会の苦手がある場合、普段の授業の合間に勉強をして少しずつ苦手な部分を埋める必要があります。では、具体的にどのような取り組みをしていくとよいのでしょうか。分野別にどのような勉強が必要か紹介していきます。

地理は日常的に触れることが大切

地理の学習方法として、都道府県や県庁所在地、山地や山脈といった基礎情報を暗記したら、どんどん活用する練習をすることが大切です。具体的には、日常的に触れることを増やしていきます。身近なものに結びついてくると、知識は増えますし、知識の結び付け方、活用方法も理解することができます。

例えば、スーパーに買い物に行った際、野菜や肉の産地を確認することも効果的な勉強方法です。親子での会話が増えることで、受験シーズンのコミュニケーションが減りがちな親子関係の改善にも役立ちます。テレビの旅行番組を眺めたり、インターネットで地図を眺めたり、ドローンの映像を見たり、といったこともおすすめです。タブレットやアプリも、親子で一緒に見るのであれば遊びすぎや余計なサイトを開く心配もありません。

歴史の勉強方法は想像力を養うこと

歴史が苦手な子に多いのが、昔の人たちの生活や時代背景のイメージがつかめないということです。昔の話ということだけで苦手意識を持つ子も少なくありません。そこで、歴史の背景を理解したり、想像するための材料となるものを知る機会を設けたりすることが大切になってきます。

時代背景を理解するのに役立つのが、大河ドラマや歴史マンガです。授業で習ったことを視覚的にとらえることができるだけでも想像がしやすいです。さらに、家族で出かける際に博物館や資料館に足を運ぶことで、知識を広げるきっかけにもなります。

公民については日常会話で触れることが大切

公民は時事問題も出題されるので、日常的に今どのようなことが話題になっているのか知っておく必要があります。そこで、普段の会話でも日本の時事問題について会話をする機会を設けておくことが大切です。

また、公民では難しい用語がたくさん出てきます。説明の言い回しも分かりにくいものが多く、子どもたちは暗記はしていても具体的にはどのようなことを指しているのか理解できないものが多いです。そこで、ニュースや新聞を見る際に、教科書に書いていた内容が具体的にどのようなことを意味するのか、という解説を保護者ができるようにしておくと理解が進みます。一緒に教科書を読んで、保護者も分かりやすくかみ砕いて説明できるよう、日ごろからアンテナを張っておきましょう。

合格への最短距離の勉強にはスタディアップの教材を

毎週塾に通いながら、弱点克服のために勉強するのはとても大変です。そこでいかに負担を軽減しながら勉強するかが大切になってきます。効率よく勉強ができ、早い段階での成績アップが期待できるのがスタディアップの教材です。具体的にどのような教材を用いてどんな勉強をすればよいかを紹介していきます。

社会の基礎知識を埋めるには「白地図ピース」

どの分野においても、社会の知識を身につけるための土台となるのが都道府県や県庁所在地、山地や山脈といった基礎知識です。これらの知識を覚えるために有効な教材として「白地図ピース」があります。遊び感覚で取り組むことができるので、社会が苦手な子でも楽しく知識を身につけられる教材です。

仕組みとしては、都道府県や山地山脈などの地形のパズルを通して、知識を身につけていきます。最初は答えを見ながら置いていくことから始め、少しずつヒント無しに取り組んでいけば、知識が頭に入っていくのです。さらに、この教材には単語カード形式になっている知識のまとめも付いています。持ち歩きがしやすいものなので、塾の空き時間や家での隙間時間に知識のチェックをするのがおすすめです。

知識の復習には「コンプリートマスター」

ただキーワードを詰め込むだけでは、社会は得意になりません。先に述べた通りつながりをつながりを身につけることが大切です。そこで、キーワードをつなげていくための作業をコンプリートマスターを用いて行っていきます。

コンプリートマスターは内容的には塾の授業の内容に当たるものです。それぞれの分野の基礎知識となる内容をつなげていくためのストーリーとなる部分を解説しています。そのため、社会が苦手で授業内容が理解できていなかった子にとって復習になるだけでなく、受験勉強のスタートが遅くて未習内容がある子にとっても効率的に学習ができる教材です。

知識の仕上げに「プラチナインプット」

基本的な内容が身についたら、知識の仕上げに使うのが「プラチナインプット」です。地理、歴史、公民の覚えるべきキーワードを1冊にまとめられています。社会の勉強をする際には、膨大なテキストやテキストがあるために、何がどこに書いているかわからず困ることが少なくありません。必要な情報が1冊にまとまっている教材を手にすれば、知りたいことをすぐに確認できるため、勉強の際に出てきやすい無駄な時間を削ることができます。

教材は一問一答形式で、中学受験で出題された問題を参考にして構成がされています。統計データも最新の情報に更新されているので、覚えた知識が使えないという心配もありません。赤シートを使って知識の理解度チェックができるので、空き時間を使って簡単な勉強をするときにも役立ちます。新たにノートをまとめる手間もかからないですし、思い立ったらすぐに勉強することができるので、子どもたちにとって受験の直前まで復習するお守りのような教材となってくれるでしょう。

社会の勉強は効率よく取り組むことを意識する

今回紹介した通り、社会の勉強は覚えることも膨大にありますし、なおかつ塾の授業を受けて普段の宿題に取り組みながら対策をしていくことになります。そこで、社会の問題についでは、どれだけ効率的に行うかが大切になってきます。

1日は24時間であり、睡眠時間や学校の時間を考えると、平日に社会の勉強に割くことのできる時間は1時間もありません。そこで、毎日やるべきことを明確にしておき、悩むことなくすぐに取り掛かれるようにしたり、短時間で取り組めるものを取り入れたり、と工夫することが必要です。覚えるべき知識は一覧にして壁に貼ってすぐみられるようにしたり、チェックすべきものをまとめておいたり、チェックリストを作ったり、とすぐに取り掛かれる仕組みづくりを意識しましょう。

また、保護者との会話の時間もとても大切な勉強時間です。とはいえ、リラックスタイムであるはずの家族団らんの時間に勉強の話ばかりするのはお互い気持ちの良いものではありません。そこで一緒に歴史のドラマを見て感想を言い合ったり、旅番組を見てその地域の知識を深めたり、クイズ番組でどちらが多く正解できるか競い合ったり、というように遊びの延長でできるものを取り入れることを意識してみましょう。こういった小さなことの積み重ねでも、社会の知識は広がっていきます。

まとめ

今回は中学受験を志す小学6年生がどのように社会の勉強に取り組めばよいかを紹介しました。基礎知識を身につけるだけでは社会は得意になりません。暗記すべき事柄のつながりを理解していくことで問題が解けるようになります。そのため、日々の生活の中で知識をつなげる作業ができるかどうかがカギとなります。覚えることも膨大にありますが、少しでも早い時期から並行して知識をつなげる作業に取り組むことを心がけましょう。

また、知識をつなげる作業には、親子の会話が大切なのはもちろんですが、それ以上に効率的な勉強が大切になってきます。限られた時間の中で得点力を上げるためには、紹介したスタディアップの教材の活用がとても効果的です。すべての分野で紹介したとおりにすべて解き進める必要はありません。理解度や得意不得意に応じて、必要なものを取り入れていくので十分です。早いうちから取り組んで、少しでも社会を得点源に仕上げていきましょう。